─ PCOS・妊活・クロミッド服薬とホルモンの変化をたどる ─
🌸 はじめに ─ “PMSって私には関係ないと思っていた”
私はもともと PCOS(多嚢胞性卵巣症候群) で生理がほぼ来ず、
生理周期はピルやデュファストンで作っていました。
友人たちが
- 生理前に胸が張る
- 食欲がとまらない
- めちゃくちゃ眠くなる
と話しているのを見ても、
正直私は「そういう体質の人もいるんだな」としか思っていなかった。
なぜなら私は、
- 生理前の体調変化もほぼ感じず
- 気分の落ち込みも特になく
- “生理前だから何か起きる”感覚がゼロ
だったから。
長年、私はPMSのない体質なんだと思っていました。
でもそれは、ただ単純に
排卵がほぼ起きていない=PMSの土台である“黄体期”がなかったから
だったのです。
そして妊活を始めたことで、
私は初めて “ホルモンの本気の変動” を経験することになります。
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🌿 排卵しているか分からないから始めた「クロミッド」
妊活の最初のステップとして“タイミング法”を選んだ私。
でもそもそもPCOSなので、排卵が起きているかも怪しい。
そこで処方されたのが、排卵誘発剤の クロミッド(クロミフェン) でした。
✔ クロミッドを飲んだ周期に起きた、人生初の異変
クロミッド1周期目。
排卵チェッカーにはうっすらラインは出るけど、
排卵は恐らく不成立。
結果、またデュファストンで生理を起こすことになりました。
そして――
その生理前1週間が地獄の始まりでした。
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💥 今までの人生で感じたことがない“強すぎる眠気”
仕事中に、意識が飛ぶような強烈な眠気。
気絶に近い「ストンッ」と意識が落ちる感じ。
こんな眠気、自分の人生に存在しなかった。
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🍽 食欲が止まらない
普段そこまで食べないタイプなのに、
食べても食べてもお腹が空く。
「これが噂の“食欲爆発”なのか…?」と驚くほど。
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🔥 乳首痛・全身だるさ・無気力
乳首が擦れるだけで痛い。
全身がだるくて、家事は完全に放棄。
仕事だけなんとかして、家では動けなかった。
精神的にも体力的にもボロボロで、
最初は「病気かな?」と不安にさえなった。
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💡 3周期目で、ようやく気づいたこと
3回目のクロミッド周期。
生理前の1週間になると、また同じ症状が来た。
- 強烈な眠気
- 食欲の暴走
- 全身倦怠感
- 乳房痛
- 無気力
この繰り返しで、私はようやく気づいた。
もしかして……これってPMSじゃない?
そう。
私は排卵が起きていなかったからPMSがなかっただけで、
妊活で排卵するようになって初めて
“本気のPMS”を体験したのです。
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🧬 PMSは「排卵しているからこそ」起きるもの
PMSは
排卵 → 黄体期 → プロゲステロン増加
という流れがあるからこそ出る症状。
あなたのケースは科学的にみるとこう:
✔ PCOS
→ 排卵がほぼ起きていない
→ 黄体期がない or 弱い
→ PMSが出ない
→(以前PMSを感じなかった理由)
✔ クロミッドで排卵
→ 黄体期がしっかり成立
→ プロゲステロン激増
→ PMSが“初めて強く出た”
つまりわたしは
PMSがなかったのではなく、PMSが起きる条件が揃っていなかっただけ。
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🔬 PMSのメカニズムをもう少し深掘り

PMSは「ホルモンのせい」と片付けられがちだけど、実際はもっと複雑。
✔ ① プロゲステロンの増加
眠気・だるさ・むくみ・食欲増加・情緒不安定を誘発。
✔ ② セロトニンの低下
気分の落ち込み、ネガティブ思考が起こりやすい。
✔ ③ 自律神経の乱れ
倦怠感・眠気・集中力低下。
✔ ④ 血糖値の変動
甘いものが急に食べたくなる。
わたしの症状はこの全てと合致している。
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🌿 ここからは「PMSの改善策」を具体的にまとめるよ
✔ 1. 血糖値のコントロール
強烈な食欲・眠気にはとても効果的。
- GI値の低い食事
- 朝ごはんにタンパク質
- 間食でナッツ・ヨーグルト
- 甘い物は“食事の後に”少量
✔ 2. PMSに効く栄養素
- ビタミンB6
- マグネシウム
- カルシウム
- 亜鉛
- オメガ3
- GABA
サプリで補うのもあり。
✔ 3. 漢方
生理前のだるさ・気分の重さ・浮腫みに有効。
- 桂枝茯苓丸
- 加味逍遥散
- 当帰芍薬散
(体質によって合うものが違う)
✔ 4. 生活習慣
- 寝不足を溜めない
- 体を冷やさない
- 軽い運動で自律神経を整える
- カフェインを控える
✔ 5. PMSログをつける
体調の波が見えると、“来る時期”が分かるだけで心が軽くなる。
✔ 6. それでも辛い場合
PMDD(重度PMS)の可能性もあるので婦人科で相談。
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🌙 【妊活×PMS】の注意点
私は妊活中なので、
一般的なPMS改善策の中で “妊活と相性の悪いもの” もある。
- ピル → NG
- ホルモンを止める薬 → NG
- 一部漢方(排卵に影響) → 主治医に確認
妊活中のPMS対策で最も安全なのは、
✔ 栄養
✔ 生活習慣
✔ ストレス緩和
✔ 運動
✔ カフェイン調整
✔ 漢方(医師相談)
✔ サプリ(安全性が高いもの)
このあたり。
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🌸 【まとめ】
「PMSがなかった人ほど、初めてのPMSは衝撃が大きい」
わたしのように
排卵がなかった過去 → クロミッドで初めてちゃんと排卵 → PMSを初体験
という流れは本当に多い。
そして、わたしの症状はすべて医学的に“説明できる”ものだから、
心配しなくて大丈夫。
今はまだ改善できていないかもしれないけど、
「原因を知っている」というのは大きな一歩。
PMSは
“対策すれば必ずラクになる余地がある”症状
だから、これから少しずつ整えていけばいい。
あなたの妊活もうまくいくように、
そのための“体と心の準備”としてこのPMS期も一緒に乗り越えようね。


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